2015/01/21

柄半襟のオシャレ


微熱で風邪ぽかったので、引きこもりデー。
せっかくなので、チクチク柄半襟を縫ってみました。




本当は白の半襟の方がレフ板効果で顔がきれいに見えるけど、
やっぱりやっぱり試したい、柄半襟。(間違って夏の長襦袢に縫っちゃった...)
ピンクの刺繍半襟を手に入れたので、




こんな風に、桜の着物と合わせたいと思います。
ちょっと派手かなってくらいの色合わせが着物は丁度いい。









着物って着てお出掛けする時も勿論だけど、
こんな風に色合わせする時も2度楽しめるんです。この半襟にはこの着物で〜、そしたら今度は帯はこれで〜、そんでもって仕上げの帯揚げの色!ここで全てが崩れたりしちゃうから、難しい。
しかも最近は足袋も変わった色合わせがあるから、全体の調和が難しくてすぐ白の足袋履こうとしちゃうけど、せっかくだから楽しみたい。いつかは伊達襟も長襦袢も色合わせしてみたい。







しかも、厄介なのは、色んな決まり事まである。
例えば桜の柄は実際桜が咲き始める前から桜が散る頃までしか着れなかったり、その季節に合わせてその柄選びもしないといけないし、その季節の花々に敏感にならないといけなくってそれでお花を勉強したい欲が湧いてるんだと思います。
6月と9月は単衣だけど、北海道は寒いから6月のはじめになっても袷着てもいいとか、染めの着物に織りの帯、とか、なんだか色んなそれぞれの約束事がいっぱい。










それでも雑誌で見る、花の着物にちょうちょの帯を締めて、着物ひとつの中で物語を作って楽しんでる人をみると、わぁー!きゃー♡って、ため息もの。
まぁ、沢山持ってないといけないんだけどさ。








いくつかの難しい決まり事さえ守って、あとは色合わせ。
大変だなぁって思いながら、このコーディネートを考える時間が本当に楽しいんだから困ったものです。女心を上手に衝いてくる着物熱、ハマると苦しいけど面白い。ハァハァ鼻息フンフンしながら今日もどんな合わせ方をするのか妄想するのが私の楽しみです。