昨日、初七日法要が終わりました。
リビングのいつものあのソファにおばあちゃんの姿がないとまだ涙が溢れそうになるけど、順番だからねって皆の言葉を何度も何度も自分の胸の中で唱えています。
亡くなる数日前、『しおんちゃん、お家に帰って休んでいいよ』がおばあちゃんとの最後の会話でした。最後の最後まで、自分より人の心配をしてくれたおばあちゃん。
岩手から船でお嫁に来て、82歳まで大きいおばあちゃんに仕えてお嫁さんだった我慢強くて優しくて心配性で働き者だったおばあちゃん。
靴下履かないで遊びにいくと『しおんちゃん風邪ひくよ、寒いよ』って心配してすぐ毛布や膝掛けかけてくれたり、『章哲に内緒で食べちゃいなさい』って、いつもこっそりお菓子をくれたおばあちゃんがそこにいないのは寂しいけど、まだまだ教えてもらいたいこともいっぱいあったけど、
これからも仲良く、あっきと頑張るからね。
まだまだ佐々木家の嫁としては全然しっかりしてないけれど、昨日の法事でもあの親戚のおじさん誰だっけ?なバタバタおどおどしてる私を見て心配したかもしれない。
恐れ多いけど私もいつかおばあちゃんみたいに、人の気持ちに寄り添える優しい女性になりたいなぁって病室からの朝焼けを見て、思いました。
いつでも優しくしてくれて、本当にありがとう。