きっぱりはっきり十勝晴れのその日。
「海にいこ、釣りに行くよ」って誘ってもらって、おじいちゃん、おばあちゃん、里帰り中の義妹のさっちゃん、梅ちゃんと行ってきました。
広尾までおじいちゃんのノロノロ運転。
おじいちゃん運転しながらあっちこっち余所見して説明してくれるんだけど、もう怖くて怖くて。いつも車で揺られるとおやすみ３秒の私も一睡もできないで「おじいちゃん、前ー！」とか「おじいちゃん、後ろすごい渋滞ー！」とか「おじいちゃん、20キロしか出てないよー！（高速）」とか、ハラハラしっぱなしでしたが無事に海に到着。
砂浜で、おじいちゃんは釣りの準備、おばあちゃんはお昼寝、さっちゃんと私は梅ちゃんの初めての海に慣れさせるのに 必死。梅ちゃんは波がザッパーンってくるのが信じられないみたいで海という生き物（だと思ってそうでした）に向かってずっとワンワン吠えまくってたけど、少し経ったら慣れて首輪もリードも恐る恐る取ってあげたら自由に走り回っていました。
梅ちゃん、はじめは緊張してたのにいつの間にか安心しきって、この中ではわたしは王様と気付いてしまったようで邪悪なまでに甘噛みしまくって興奮しまくって、はしゃいでうれしそうでした。
きっと今までの犬人生で一番開放的だっただろうなぁ。
おばあちゃんが
「しおんちゃん、雲がなくなったよ。ほら、ころんっと転がってみんしゃい」って。一緒に横並びに寝転がって空を見上げながら、あきちゃん（←あっき）とおじいちゃんが似てて困るねってお互いの悩み事を話して笑い合いました。
私も歳を取ったらおばあちゃんに少しでも似ていれたらいいなぁって心の底から思いました。
そしたら、こんな素敵な夫婦になれてるんだもん。
おばあちゃんはチーズケーキに夢中。（笑）
ずっとこのまま、このまま、って思うけど
人生はそうはいかないから
こんな青空の景色をみるたび
きっと思い出すんだろう
いつのまにか
ただの「懐かしさ」に変わっていったとしても
今日の日の思い出を
胸にぎゅっと大切にしまいこんで、また新しい大切な思い出を刻んで生きていくんだ。